ぷろぺらオフィスへの常識的なアクセス方法解説とは別に、ここではややマニアックなみちのりをご紹介しましょう。オフィスへおいでの際、余裕がおありの時にぜひ!

今回お勧めするのは渋谷駅からのアクセス。最寄り駅である千代田線代々木公園駅からオフィスまでは450mほどでしたが、以下のコースだと1.5kmほどあります。散歩としてちょうどいいと思います。


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↑あえてセンター街から出発することにします。というのも、よく知られたこの繁華街の成り立ちがよく分かるからです。


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↑そういえばこのセンター街、あるとき急に「バスケットボールストリート」を名乗りはじめましたね。


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↑センター街をずっと進むと、T字路に行き当たります。
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↑そのT字路を右折。そしてすぐに左折すると…


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↑センター街とはうってかわって人通りが少なくなり、がらっと雰囲気が変わります。


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↑この道で注目して頂きたいのはこの段差。


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↑そしてセンター街とは全く雰囲気の異なるこの「ザ・裏手」感。


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↑そしてなによりこの道の蛇行具合。


地形好きの方は察しがついたかと思いますが(というか、有名な話なのでご存じかと思いますが)、これ川の跡なんです。ここでお勧めするコースはこの川の跡に沿ってオフィスまで行くというもの。

東京には暗渠になった「元・川」がたくさんありますが、ここもそのひとつ。そして多くの川の跡の道がこんなふうに裏手感があって、不思議な雰囲気で楽しいのですよ。


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↑200mほど行くと、ふたたび雰囲気が変わる


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↑一転して「ザ・遊歩道」という風情に。


この自動車が入って来れないようにした遊歩道もまた、暗渠のサイン。こういう川の跡多いです。というのも、川に蓋をしてあるので(多くの場合、下水道幹線として利用されます)重い車が乗っかると抜けちゃったりする場合があるからなんですね。


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↑車がこないので犬の散歩に最適なようです。


で、この遊歩道をひたすらずっと行きます。


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↑遊歩道脇が明らかに高くなってて、川だったんだなあ、って感じ。


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↑途中、道路と交差するところで右を見ると、代々木公園が川の土手の上だということがよく分かる。


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↑左を見ても同様。今いる場所が低いのは川が削ったものなんだなー。


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↑ちゃんと川の跡だということが明記されてます。そう、この元・川は宇田川で童謡「春の小川」のモデルだそうですね。


全体的には裏手感満載ですが、ときどきおしゃれなカフェなんかもあって、ふつうに散歩として楽しい道です。


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↑団地マニアのぼく的にはこういうキュートな建物もあって楽しい。


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↑かわいいよねえ、この建物!


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↑いろいろ見ながら歩いていると、遊歩道がいったん途切れます。ここで川を離れて左に。わかりやすいでしょ!


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↑左に向かうと、先に常識的なアクセス方法解説で登場した井ノ頭通りとの交差点にある歩道橋が見えてきます。あとは同じように進んでください。


今回のこの「宇田川遡上コース」を地図で示すと、こんな感じ↓


大きな地図で表示


これと同じ範囲を地形図で見てみると↓

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↑見事に川の跡!(「東京地形地図」をGoogle Earth で表示したものをキャプチャ。以下も同様)


ちょっと引いたスケールで見るとこんな↓


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↑オレンジ色の四角で囲った部分が上の地図の範囲。渋谷が谷の底だということがよく分かる。センター街のあの感じは川底によるものだと思うとちょっと納得。


ちなみに常識的なアクセス方法解説で商店街の途中に遊歩道があったあれは、実はこの暗渠の延長なのです。


そして、ぷろぺらオフィスは、宇田川を臨む半島状になった台地の先っぽにあるわけです。オフィス前の坂道を登る時、宇田川の川底からざぶざぶと土手に上がっていっているのだと想像してみてください。


以上、ちょっとマニアックなアクセス方法でした。ちょっと約束の時間には早いかな、って時にぜひこのコースで!