ぼくが個人サイトを開いた当時、2002年ごろはどこを見てもおもしろかった。ぼくの団地のサイトのように、偏愛ぶりをいかんなく発揮するところが目立った。
そのころはブログもまだ普及しておらず、SNSなんてものは当然無かった。当時はページのデザインを自分でして、HTMLも自分で書いたものだ。そんな労力をかけてわざわざサイトを作ろうって人は、とにかくみんなに見せたくてしょうがないネタを持っていた。だから結果的にどのサイトもおもしろかったのだ。
…なんてじじいの繰り言みたいなことを言ったのは、最近知ったあるサイトが、そのころを思い出させる、とてもおもしろいサイトを見つけて、当時を思い出したからだ。そのサイトは「駅もれ」だ。

もう、ほんとおもしろい。そして悔しい。やられた!
サイト主の@ekimoreさんによれば、「駅もれ」とは、『駅構内の雨漏り•漏水の対策』のこと。主に地下鉄でよく見られる(地中に空間を掘るということは、ほぼ漏れてくる地下水との戦いと同義なのだ)下記のようなもののこと。

↑サイト内『四ッ谷駅 「ランプシェード」』より
こういうの、よく見るよね。
こういう、みんな言われてみれば、ああ、あるねえ!と思うけど、その1分後にはもう忘れちゃうようなものをしつこく集めて並べてみる、というのがぼくは大好きなのだ。@ekimoreさんには心からの尊敬と嫉妬をお送りしたい。すばらしい。
いちどこういうすてきなこころみを知ってしまうと、もう「1分後に忘れる」ということができなくなってしまう。ぼくも先日打ち合わせに出かけた際、代々木駅で「駅もれ」を見つけて、その場で@ekimoreさんにお知らせしたぐらいだ。
↑Twitterで通報。便利な世の中になった。
で、その日のうちに「駅もれ」に掲載された。
ぼくは個人サイト華やかな時代の「誰でも世界中にパブリッシュできることへの興奮」が忘れられなくて、いまだにインターネットってのはそのためにあるものと思っている。その意味からも、この「駅もれ」はすばらしい。インターネット万歳。
そのころはブログもまだ普及しておらず、SNSなんてものは当然無かった。当時はページのデザインを自分でして、HTMLも自分で書いたものだ。そんな労力をかけてわざわざサイトを作ろうって人は、とにかくみんなに見せたくてしょうがないネタを持っていた。だから結果的にどのサイトもおもしろかったのだ。
…なんてじじいの繰り言みたいなことを言ったのは、最近知ったあるサイトが、そのころを思い出させる、とてもおもしろいサイトを見つけて、当時を思い出したからだ。そのサイトは「駅もれ」だ。

もう、ほんとおもしろい。そして悔しい。やられた!
サイト主の@ekimoreさんによれば、「駅もれ」とは、『駅構内の雨漏り•漏水の対策』のこと。主に地下鉄でよく見られる(地中に空間を掘るということは、ほぼ漏れてくる地下水との戦いと同義なのだ)下記のようなもののこと。

↑サイト内『四ッ谷駅 「ランプシェード」』より
こういうの、よく見るよね。
こういう、みんな言われてみれば、ああ、あるねえ!と思うけど、その1分後にはもう忘れちゃうようなものをしつこく集めて並べてみる、というのがぼくは大好きなのだ。@ekimoreさんには心からの尊敬と嫉妬をお送りしたい。すばらしい。
いちどこういうすてきなこころみを知ってしまうと、もう「1分後に忘れる」ということができなくなってしまう。ぼくも先日打ち合わせに出かけた際、代々木駅で「駅もれ」を見つけて、その場で@ekimoreさんにお知らせしたぐらいだ。
JR代々木駅改札口に「駅漏れ」ありました。一見コード束ねてるようにも見えるんですがバケツあるし。 @ekimorelockerz.com/s/267032162
— 大山顕 (@sohsai) December 7, 2012
↑Twitterで通報。便利な世の中になった。
で、その日のうちに「駅もれ」に掲載された。
ぼくは個人サイト華やかな時代の「誰でも世界中にパブリッシュできることへの興奮」が忘れられなくて、いまだにインターネットってのはそのためにあるものと思っている。その意味からも、この「駅もれ」はすばらしい。インターネット万歳。