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■ひとりぼっちじゃないよ!

ぼくは『ジャンクション』なんて写真集を出しちゃうぐらい、立体交差に熱中しているわけですが、こういう趣味を持っているのはぼくだけではない。ほんとですって。ひとりぼっちじゃないよ!

オープントップ二階建バスを貸し切って、首都高の二層になった上の段の橋桁の裏を眺めるツアーって面白そう。そうでもないです? RT @orange_Q 面白そう RT http://bit.ly/cs8dpl RT @perudomingo スカイバスで首都高へ。箱崎入り口13 Aug via web Favorite Retweet Reply



ほら、こういうことを考える人がいるんです!ぼくのほかにも。

これはぼくの知り合いの、箱崎さん。上のように、twitterでも@hakozakiと名乗る彼、この名前はいわゆるハンドルネームというやつで、本名ではない。そう、「箱崎」といえば箱崎ジャンクション!このネーミングからもわかるように、彼もまた「ジャンキー」(ジャンクション好きのこと。ぼくが勝手にそう名付けた)なのだ。

ここで彼が言っている「オープントップ二階建バス」というのは、これ↓
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2階建てで、屋根がない!

SDIM1882

乗ると、こんな感じ。うひょー!高い!

これはSKYバスという乗り物で、毎日定期観光コースを運行しているんだけど、貸し切りもできる。箱崎さんは、そこに目をつけたわけだ!慧眼とはこういうことをいうのだ。すばらしい!

とてもすばらしいと思ったので、ぼくはすぐさまリプライしました。

やるやる! RT @kakuyodo: 山手トンネルの天井ギリギリを攻めてみたいw RT @hakozaki: @roadjapan やりましょ…う? 人あつまるかな? コースも練りたいですね。RT すごくやりたいです。RT 二階建バスを貸し切って、首都高の橋桁の裏を眺める14 Aug via Saezuri Favorite Retweet Reply



で、さっそく参加者を募り、実施したのです。冒頭で「ぼくだけじゃないんです!」なんて息巻いたけど、じっさい集まるかどうかちょっぴり不安だった。貸し切り料金を参加者人数で頭割りすることになっていたので、箱崎さんとぼくだけ、とかになるとたいへんな出費だ。

dpzまあ、そんな心配は杞憂にすぎず、実際には告知からものの1時間ほどで定員いっぱい。ほくほく顔で第1回を執り行った。その様子は←に書きました。【ニフティ デイリーポータルZ | 『首都高をジェットコースターで走る』

このときは、最近できた大橋ジャンクションと山手トンネルを堪能するコースを選んだのですが、やはり首都高と言えば環状線。"ザ・トーキョー"とも言えるここを文字通りぐるぐる走りたい。それにこの1回目でざんねんながら定員からあふれてしまった方々にもチャンスを、ということですぐに第2回を執り行ったしだい。

ほらね、ぼくひとりぼっちじゃないでしょ!

■みんな大興奮!
まずはとにかく、そのバスからの眺めをご覧いただこう!すてきだよ!


どうですか!すてき!ちょうすてき!これは環状線外回り、霞ヶ関トンネルから北の丸トンネルまで。やっぱちトンネルがかっこいい。地上に出たかと思ったらまたトンネル、かと思えばいつのまにか高架…じつに東京らしい風景だ。いま見かえしても興奮しちゃう!

P5141678今回は「ぐるぐる」の名にふさわしく、内回りと外回り、それぞれ1周ずつした。つまり環状線を2周したのだ。バス貸し切って、やったのはそれだけだ。

実際、バス会社さんにさいしょにこの話をもっていったときにはおどろかれた。ふつう、首都高を走るのは嫌がられるのだそうだ。殺風景だからって。

みんなどうかしてる!「殺風景」て!ふしあなか!東京でいちばんかっこいい風景だぜこれ!写真見てよ、みんなちょう楽しそうでしょ?

…いやまあ、きっとふつうはそう思うんでしょうね。でもそれってそう思い込んでるだけじゃないかな、と思うわけですよ。「思い込みを排してじっくり見る」ってけっこう難しくて、訓練がいる。「目にしている」のと「見ている」のはまったくちがう。写真集まで出してぼくが言いたかったのはそういうことなのです。

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わくわくして乗り込むみなさん。

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ツアー名が!

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江戸橋ジャンクションのところ。みんなエキサイトしまくりです。

上の江戸橋ジャンクションのところなんかは、ぼくだいすきで。ここは、ジャンクションの高架の上から、かつての川の跡に一気に下っていく、ほんとにジェットコースターみたいなコース。

高低差50mくらいあるんじゃないかな。すごい。首都高ほんとすごい。


↑地図のオレンジ色のところ。上の映像は、北から南へ走り抜けたかっこう。大きな地図で表示

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地形図で見ると凹みに向かって北から降りていく様子が分かる(国土地理院の数値地図をカシミールで表示したものを使用)

いやいや、ほんとにすごい道を作ったものだ。そういえば有名なタルコフスキーの映画「惑星ソラリス」の冒頭の未来都市風景は当時(1970年代初頭)の首都高の映像そのままだ。


首都高のこのジェットコースターっぷりは未来だったのだ。そうだよねえ。当時このスカイバスがあったらもっと面白い映像になったかもなー。