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■モノレールの操車場ってあるのね!そりゃそうか!

【↑「あれはなに?」「どれどれ?」わあわあ。なにかをみつけた一行】

【↑覗いてみたら、そこはモノレールの操車場。おおー、はじめて見た。こんなところにあるのね】

昭和島に渡ってほどなくしたところで、一行のあいだにざわめきが走った。なにやら柵越しに覗いている。なんだなんだ。

見てみたら、そこはモノレールの操車場。そうか、モノレールにも操車場ってあるのか。そりゃそうか。


【↑ここ。地図で見ると昭和島の大部分がこの操車場だ。「操車場島」と呼びたい(より大きな地図で表示)】

地上にこうやってモノレールが静かに停まってると、なんかへんな感じ。すごく変。つまり、気づかされたのはモノレールって高架に載ってる姿が見慣れた状態ってことだ。あたりまえなんだけど。

【↑それにしてもガブリより過ぎやしませんか】


■大田区・モノレールは地下へ。そして警官だらけ!
操車場とのすてきな邂逅はあったものの、昭和島では橋脚を拝見することができないまま、ふたたび運河を渡る。大田区だ。

いきなり町工場と住宅がひろがる「ザ・大田区」らしい風景に変わった。さて、橋脚はどこだ。

【↑橋脚を求めて水路沿いに向かう。そうしたら、そこにはたくさんの警官のみなさんが…!なになに?!】

地図ではそろそろモノレールは地下に潜ってしまうのだ。ふたたび橋脚を見ることができるのは、けっこう先になってしまう。

とあせっていたところ(そんなことであせるな、と)、なにやら警官の姿が目立つようになった。なんだなんだ。「あやしい自転車の一団がいます!」って通報でもあったか?逃げたほうがいいか?

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【↑「なにかあったんですかー?」って、つかまっちゃうよ!逃げなきゃ!】


もちろん、そんな通報があったわけではなく(いや、もしかしたらあったのかもしれないけれど)、この日はAPECを間近に控えた日だったのだ。各国首脳が羽田空港にやってくる。そりゃあ、警戒するわ。というか、なんかすみません。でもぼくたち、ただ橋脚見たいだけなんです。

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【↑いたるところに警官の方々が。ごくろうさまです。その警官の方々がいぶかしがる中、わらわらと橋脚に群がる一行】

【↑厳重な警備の目前で橋脚にむちゅう!すみませんすみません。あやしいけど、あやしい者ではありません!ほんとうです!】

【↑見えるのは、この細い(といっても日常生活感覚からしたらじゅうぶん太いけど)柱が林のように立ちならんでいる光景。これは不思議な橋脚!】

そのせつは、警備の方にはご迷惑をおかけしました。いや、迷惑はかけてないけど、あやしかったですよね、ぼくら。なにもこんな警備厳重な日に橋脚めぐりなんかしなくてもねえ。

みんながむちゅうになったこの林立する橋脚群。じつはこれはモノレールのものではなくて、首都高のものなのだ。ざんねん。でもおもしろい。この橋脚群の向こうにモノレールがいて、そろそろ地下に潜るはずの場所なのだ。


【↑ここで首都高とモノレールがならんで地下にもぐる。この水の中に入っていく感じは不思議だよね(より大きな地図で表示)】


■ふしぎな橋に出会った

【↑羽田可動橋という橋。こんなものが東京にあったのか!】

モノレールも地下に入ってしまい、途方に暮れた我々 (いや、そこまで意気消沈していませんが) を元気づけるかのように、不思議なものがあらわれた。羽田可動橋である。

【↑左右の道路がぐるっとまわって連結すると車が通れる。こうやって開いているときには船が通れる。】


【↑上から見ると、こんな。(大きな地図で表示 )】

このおもしろい橋、現在は使われていない。1990年に渋滞緩和のためつくられたものの、98年には通行止めになっている。湾岸線ができて交通量が減ったためだそうだ【→くわしくはこちらなどを。ところでこの『ラジエイト』さんのサイトすばらしいなあ!】。

この周辺には工場があって大きな船が往き来する一方、航空規制で高い橋が架けられないというダブルバインドからうまれたのがこの方式。それにしても、わずか8年しか稼働していなかったのかー。しかし、羽田空港の利用者拡大に備えていまも撤去せずに残してあるとのこと。

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【↑警備の方が見守る中、可動橋に見入る一行】

さて、いよいよ羽田空港も目前!

【その4に続く】