「屋上バレー」は何になった?




ここ数日、ビルの屋上について考えていた。なぜかというと "Portraits from Above: Hong Kong's Informal Rooftop Communities" という、香港のビルの屋上に建てられた違法建築についての本が邦訳されるにあたり、その解説とオビ文を依頼されたからだ。本の解説なんて初めて。光栄です。

原著をじっくりと読んだのだが、ほんとうにすてきな本で、日本版の発売が楽しみだ。おそらく今月中には本屋に並ぶと思うのでみなさんぜひ!(追記:ついに出版されました!→『九龍城を見たかった人たちへ贈る〜「香港ルーフトップ」がすばらしすぎる!〜』)この屋上家屋についてはCNNのニュースで話題になったのでご存じの方も多いと思う。どういうものなのか詳しくは発売を待って欲しい。ほんとお勧め。すでに今年のベスト本かもしれない。


■「昼休み屋上でバレー」の謎

で、日本の屋上についても考えたのだ。解説でも触れたのだが、日本の屋上家屋といえば「山岡士郎の家」だ。

続きを読む

地形が地上絵を描かせる〜2014年の地上絵描き初め「馬込馬」レポート〜




今年も執り行いました「地上絵描き初め」。馬込に干支である馬の絵を。



募集したところ集まってくれたもの好きな方々。集合場所の西馬込駅に40名。回を追うごとに増えていっております。

「地上絵描き初め」とは、GPS地上絵の描き初め版。GPS地上絵とはなにかというとGPSロガーを持って、あらかじめ「設計」されたルートに従っててくてく歩くと、そのデータが絵になる、という遊び。本気のロガーは高いけど"RunKeeper"などのログが取れるアプリがあり、以前に比べて多くの人と楽しめるようになりました。いい時代になった。

当「熱中ブログ」でも、これまで成増にタイヤキの絵を描いたり大阪で子ゾウを描いたりした様子をレポートしてきました。これまで描いたものたちはこちらにまとめてあります。

年明けにその年の干支を描く「地上絵描き初め」は今年で4回目。2011年は本郷にウサギを、2012年辰年には目黒にタツノオトシゴを、そして昨年は蛇崩れにヘビを描きました。

そして今回は馬。それが冒頭の絵です。まずはとにかくその成果をご覧いただきましょう。続きを読む

「あだち去(ざり)」を数えてみた

title

今回はいつもとちょっと、いやかなり毛色の違う記事をお届けしよう。無駄に力作となりました。

■命名:「あだち去」

おそらく、ぼくの年代の人間はあだち充のマンガをどこかで必ず読んでいるはずだ。たとえば「タッチ」の連載は1981年〜1986年で、テレビアニメの放送は1985〜1987年が最初。ちょうど中学生のぼくもよく見ていた。

3歳離れた妹はあだち充作品が好きで、おそらくほとんどの単行本を持っているのではないかと思う。ぼくがちゃんとあだち充作品を読んだのは、大学生ぐらいの頃妹に借りた時だ。

で、先日とあるきっかけがあって、あだち充作品をあらためて読み返してみてふと気がついた。あだち充の作品には登場人物が去り際にこういうポーズとることが多い。


(あだち充『スローステップ』単行本第5巻112ページ)

この姿のことだ。後ろ姿で、片手だけを上に上げ、もう一方の腕は降ろしたままかあるいはポケットに。特に後ろポケットに入れているとあだち充度が高い。上げている手の指は描かれない(ミトンの手袋状に省略されている)

と言われてもなんのことやら、とか、そうかあ?などと思う方はそっとブラウザを閉じてください。以下このポーズの画像しか出てきませんので。「あー!わかるわかる!」という方だけ以下読み進めてみてください。続きを読む

20kmひたすらまっすぐな道を走ってみた【番外編】

10363736046_3cb3a681e5_o


先日、連載しているデイリーポータルZに「20kmひたすらまっすぐな道を走ってみた」という記事を書いた。横須賀水道道をおいかけておっさん5人が自転車で冒険した顛末です。けっこう感動的なので読んでみてください。道中「これ大人のスタンド・バイ・ミーですよね」「死体発見しますよ、自分の」っていうぐらいへとへとでした。

本編に書かなかったネタがいくつかあるので、ここではそれを紹介したい。


■水が水を渡る

zIMG_1889
↑追いかけている水道道が川と交差する部分では、こうなる

まずひとつめの番外編ネタ。水管橋だ。上の写真はコース後半に出会った引地川という川と、水道道との交差。見事なアーチ。ご覧の通りこれは人が渡るものではなく、水道管が川を渡っている光景だ。続きを読む

かわいいビル好き集まった 〜「ビルマニアカフェ」の会合に参加してきたよ〜


 
 
■念願の「ビルマニアカフェ」さんと

ぼくは以前から高度経済成長期に建てられた、なんてことないビルが気になっている。たとえばこんなの↓

4477073118_8d07c935a0_o
↑ものすごくかわいくない?!(大きな画像はこちら

見つけ次第写真を撮っていたら、けっこう集まった↓

13
↑もうなくなっているものもあるんだろうなー(ひとつひとつじっくり見てみたい方はこちら続きを読む
  • ライブドアブログ